便秘解消法
便秘は、腸の運動が一週間あたり三回以下となることを意味します。
医療では、下剤の摂取による便の排泄を試みます。早期の治療には浣腸を行います。
女性の便秘
便秘は女性に多い症状です。
たとえば、日本では五人に一人が便秘の症状で悩みを持っているともいわれます。これには科学的な根拠があり、それは社会的なもの・生活習慣的なもの・女性独特の身体構造に大きく関与します。
- 男性に比べて、排便に必要な括約筋、腹筋の力が弱い。
- 男性に比べて、外での排便を躊躇、我慢する傾向にある。そして我慢を続けることによって排泄中枢が反応しなくなってしまう。そのため、排便のサイクルに狂いが生じて、便秘になりやすい。
- 女性の方が便の嵩を増やす元になる食物繊維や炭水化物を美容、ダイエット目的などで多量に摂取する傾向にある。その割に便を溜めてしまい、目詰まりを起こす。
- 女性に多いダイエットも大きな原因。食べないことによって腸の蠕動運動が疎かになる。
- 女性独特の黄体ホルモン、プロジェステロンが体内に水分を蓄積しようとする。その結果、排便に十分な水分が補給されなくなってしまう(このホルモンは生理、妊娠などの時に多く分泌され、故にその時期の便秘が多くなる)。更にこのホルモンは流産を防ぐために括約筋を収縮させる働きがあるため、一層排泄が困難になる。
- 女性は胎児を育てるため、骨盤が広い。そこに腸が下垂しやすくなり、腸が不安定になる。また、下半身に脂肪が溜まりやすくなるために、血液も骨盤に滞りがちになる。故に腸の働きが活発でなくなってしまう。
- ストレスによる過敏性腸症候群などにより、腸が閉塞してしまい、そこに便が滞ってしまう。なお、この症状は男性にもよく見られますが、男性は腸管が太いために下痢の症状を訴えることが多い。
便秘薬の購入者は女性が圧倒的に多い一方、男性は、高齢者以外は便秘で悩まされる率は圧倒的に少ないのです。
反面、男性は便秘より下痢に悩まされている傾向にありますが、これも同様に、食習慣(アルコール、油物、刺激物を好む傾向にある)や外的ストレスに対する脆弱性、太い腸管など身体の構造に起因しているといわれます。
排泄の誤解
毎日排泄しなければならないわけではありません。排泄の頻度は、人によって異なります。
日ごろ、自分の排泄頻度を知っておくと良いでしょう。
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